目黒区で小規模の事業を営む経営者を社労士の立場で支援している社労士みなみです。
目黒通り沿いのアンティークショップや自由が丘の洗練されたショップ、あるいは中目黒の活気あるオフィスなど、この地域には個性的で素晴らしい小規模事業者が数多く集まっています。
しかし、多くの経営者様が共通して抱える悩みが「若手社員の採用と定着」ではないでしょうか。今回は、そんな悩みを解決するヒントとして、従業員7名の小規模企業が取り組んだ「企業型確定拠出年金(DC)」の導入例です。
従業員7名の会社が「選ばれる理由」を作った実例
今回ご紹介するのは、これまで退職金制度がなかった従業員7名(役員、正社員、パート、アルバイト含む)の小規模企業の事例です。この会社では、若手の採用や定着を課題としており、「従業員が安心して長く働ける環境」を整えるために、企業型DCの導入を決めました。
導入の背景には、単なる福利厚生の充実だけでなく、社会保険料の負担増や採用競争の激化といった、目黒区の事業者様も直面しているであろう厳しい外部環境の変化がありました。
なぜ「選択制」のDCが小規模事業者に最適なのか?
この会社が採用したのは、「選択制」という仕組みです。これは、会社が一律に掛金を拠出するのではなく、従業員が自分のライフプランに合わせて、給与の一部を掛金にするかどうかを自ら選べる設計です。
従業員の主体性を高める
将来のためにいくら備えるかを自分で決めるため、制度への納得感が高まります。
無理なく始められる
会社側にとっても、中小企業が負担を抑えつつ導入しやすいという大きなメリットがあります。
双方にメリット
企業側には社会保険料の効率化などのメリットがあり、従業員側には税制優遇を受けながら将来の安心を得られる仕組みとなっています。
「会社の想い」を形にする手段
企業型DCの導入にあたり、経営者の多くの方が語るのは「これからは従業員に選ばれる会社でありたい」という思いです。企業型DCは、単なる節税や年金制度ではありません。「従業員の人生を会社が共に支える」というメッセージを形にしたものだと言えます。
実際にこの事例でも、制度を通じて従業員の資産形成への意識が高まり、会社への信頼感や安心感が育まれることが期待されています。
まとめ
「企業型DCは大企業のもの」と思われがちですが、実際には数名の小規模な事業所こそ、その柔軟な設計を活かして採用力の強化や定着率の向上に役立てることができます。
この制度を導入することは、例えるなら「会社という土壌に、従業員一人ひとりが自分の将来という木を育てるための苗木を配る」ようなものです。根を張るまでは時間がかかるかもしれませんが、その木が成長するにつれ、会社全体という豊かな森が形成されていくはずです。
「うちは人数が少ないから……」と諦める前に、まずはこうした「選ばれる会社」になるための仕組みづくりを検討してみてはいかがでしょうか。
当事務所は小規模企業を中心に企業型DCを支援しています。まずは、無料相談をご利用ください。



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